てぃーだブログ › 本の覚え

2008年01月27日

2007年 本のまとめ

ずいぶんさぼってしまいましたが、2007年に読んだ本を記憶をたどり、メモします。(順不同)

『陰日なたに咲く』

幻冬舎
劇団ひとり/著

<覚えがき>
借金地獄のシンヤ・・オレオレ詐欺、老婆
寿子・・・母・鳴子(元ストリッパー)の思い出探し、売れない芸人・雷太
ゆうすけ・・・アイドルみゃーこのおっかけ
リュウタロウ・・・エリートサラリーマン。大ボラ吹きのホームレス・モーゼに憧れ

<感想>
1話ごとに笑って泣けるおはなしで、最後に予想外のつながりと展開が・・・切ないけれど心があったまるような後味でした。

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『図書館戦争』
発行所=メディアワークス 発売所=角川GPメディアワークス
有川浩 /著

<覚えがき>
公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代。超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!狩られる本を、明日を守れ。

笠原郁・・・女性初の特殊部隊(タスクフォース)。ずば抜けた運動能力、熱血で単細胞
堂上篤・・・郁の上官。熱血で厳しい。本当はやさしい。(実は王子様)
小牧幹久・・・穏やかに正論を通す、堂上の同期
手塚光・・・郁の同期。同期で一番優秀。タスクフォース
柴崎麻子・・・郁の同期で同質。情報通の皮肉屋だが、すごい美人で有能。郁といいコンビ
玄田竜介・・・喧嘩っぱやい上官


<感想>
未来のありえない設定なのに、ありそうで怖い。何よりも登場人物たちが魅力的で痛快で、読後感が最高でした。忘れられない一言。高校生の郁を不当な本の没収から守ったときの、堂上(郁はまだ知らない)の一言
「万引きの汚名をきてまでこの本を守ろうとしたのは君だ」

今年の私の中での1位

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『鴨川ホルモー』

産業編集センター
万城目学/著

<覚えがき>
京都を舞台に「ホルモー」なるオニ(魑魅魍魎)を駆使した合戦。京大青竜会なるサークルに入った安倍と高村。凡ちゃんこと楠さんなど登場人物も多彩。

<感想>
どんな話かと、ちょっと引き気味に読みましたが、意外と面白かったです。京都という舞台設定もよかったかも

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『終末のフール』

集英社
伊坂幸太郎/著

<覚えがき>
あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。;2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集。
「終末のフール」・・・息子が自殺したと父親
「太陽のシール」・・・長らく子宝に恵まれなかった夫婦に子供ができ産むべきか悩む
「籠城のビール」・・・妹を死に追いやった男を殺しに行く兄弟
「天体のヨール」・・・落ちてくる小惑星を望遠鏡で間近に見られると興奮する天体オタク
「深海のポール」・・・来るべき大洪水に備えて櫓を作る老大工
「鋼鉄のウール」・・・世紀末となっても黙々と練習を続けるボクサー
など8編

<感想>
そういう世の中になったら、自分はどういう風に生きるのだろうかと考えさせられた。短編の登場人物がつながっていくのも面白かった。

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『RUN!RUN!RUN! 』

出版社: 文藝春秋 (2006/11)
桂 望実/著

<覚えがき>
長距離をエリートの岡崎優。育て上げた父。
頭脳明晰な兄。溺愛する母。そして兄の自殺のなぞ。
自分たち兄弟が、父と母のそれぞれ望む子供に育つように遺伝子操作で生まれたのではないかという疑惑。
遺伝子操作の影響での故障。大学の陸上部での孤立と友情。現実にあってもおかしくない話かも・・・

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『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』

出版社: 静山社 (2004/9/1)
J. K. ローリング (著), J. K. Rowling (著), 松岡 佑子 (著)

<覚えがき>

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『名もなき毒 』

幻冬舎
宮部みゆき/著

<覚えがき>
どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生古屋美知香だった。

<感想>
連続無差別毒殺事件を発端に起こるさまざまな事件。はらはらしながら読んだ。「毒」そのものの元部下にとても嫌悪感を覚えつつ、世の中にはそんな毒があるんだなと思わせられた。



  

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2007年05月20日

数学的にありえない(上・下)

数学的にありえない(上・下)
アダム・ファウアー(著)
【文藝春秋】
定価2200円(税込)
2006年8月
ISBN-4163253106
ISBN-4163253203

【内容】(セブンアンドワイ書店の紹介文より)
破滅寸前の天才数学者ケイン。彼を悩ませる謎の神経失調には大きな秘密があった。それは、世界を根底から揺るがす「能力」の萌芽だったのだ。それを狙い、政府の秘密機関“科学技術研究所”が動き出し、その権力を駆使してケインを追いはじめた。なぜ彼らはケインを追うのか?彼らが狙うケインの「能力」とは何なのか?そして科学者トヴァスキーが進める「研究」の目的とは?執拗な追手から逃れつつ、ケインはその謎に迫ってゆく。いくつもの物語が謎をはらんで一斉に疾走、ここに前代未聞のアイデアを仕込んだジェットコースター・サスペンスが幕を開ける。第1回世界スリラー作家クラブ新人賞受賞作。

【感想他】
複雑に交差する人間と時間、それを動かしていたものの正体がわかったとき・・・・・
読み終わって、もう一度復習してようやくなっとく!専門的な知識とストーリーをうまく積み上げたものだと思いました。
キーワード「ラプラスの魔」  

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2007年04月09日

ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード

[ 著者 ]
ダン・ブラウン
[ 訳者 ]
越前敏弥

ルーヴル美術館長が謎めいた死体で発見され、その容疑者とされたハーヴァード大教授が、館長の孫娘と逃亡しながら謎を解いていく、その謎はキリスト教の根幹を揺るがす、というセンセーショナルな内容。

ともかく、はらはらドキドキしながら読み進んだ。場面展開、登場人物も飽きさせず、ラストの真犯人に至るまで一気に読んでしまえた。秘密結社、キリスト教の謎なども興味深かった。

映画も見たが、やはりカットされているところ、変えれているところもあるので、本を読むと倍楽しめると思った。  

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2007年04月09日

松居一代の超(スーパー)お料理術

松居一代の超(スーパー)お料理術

松居 一代/著
出版社: 主婦と生活社 (2006/10)

松居一代の、お料理の指南書。
実際のお弁当を載せてあって、親しみを感じた。
意外と普通のお弁当、という印象。もっと野菜中心なのかな、なんて・・

どこに行くにも飲み物、手作り弁当持参はすごい。
どこにそんな時間とパワーがあるのかな?私にはちょっとまねできそうにない・・・  

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2007年02月19日

松居一代の超(スーパー)おそうじ術

松居 一代/著
出版社: 主婦と生活社 (2004/11)

話題のスーパー主婦、松居一代の、お掃除の指南書。
わかりやすく、具体的に書いてあった。
途中のエッセイも面白く、船越家の様子が浮かんだ。

お掃除すると幸せになりそうな気がしてくる1冊だった。(なかなか実践には・・・)  

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2007年02月19日

容疑者Xの献身

東野 圭吾/著
出版社: 文藝春秋 (2005/8/25)

つつましく暮らす母娘の生活を脅かす元夫を母が殺害してしまう。そこに現れた隣人(高校教師である、優秀な数学者)は、献身的な偽装工作をして母娘をかばおうとする。事件を担当した刑事とその友人の物理学者(実は隣人の旧友)がキーとなって、事件が解明されていく。やがて、隣人が自首するのだが、驚くべき結末・・・。

読んでいて「なんで、犯人とわかっている母の容疑がかたまらないのだろう」と不思議でしかたなかった。そして最後にわかる本当の献身と愛に驚き・・・納得。

作者東野圭吾はすごい!!!ただただ敬服。よくこんな発想が・・・

なぜそこまでの献身できたのかを物語る一文が、説得力があり、心に残った。  

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2007年01月19日

ビタミンF

ビタミンF
重松清/著
出版社名 新潮社 (ISBN:4-10-134915-0)
発行年月 2003年07月

直木賞受賞作。
<帯の文より>
炭水化物やタンパク質やカルシウムのような小説があるのなら、ひとの心にビタミンのように
はたらく小説があったっていい。そんな思いを込めて、七つの短いストーリーを紡いでいった。
 Family,Father,Friend,Figtht,Fragile,Fortune・・・<F>で始まるさまざまな言葉を、
個々の作品のキーワードとして埋め込んでいったつもりだ。そのうえで、けっきょくは Fiction,
乱暴に意訳するなら「お話」の、その力をぼくは信じていたのだろうと思う。

3~40代の父親を主人公とした家族の物語がつづられる。どこにでもいる家族。平々凡々に生きてきたのに、ある日ちょっとした出来事で家族のあり方を振り返るような作品だ。
娘のいじめ、万引き、過去の約束・・・

とても共感できる作品だ。この方の作品は、女性が書いたのではないかと思うような感性を持っていると思う。

印象的な言葉・・「家庭っていうのは、みんながそこから出ていきたい場所なんだよ。俺はそう思う。みんなが帰りたい場所なんじゃない。」

                                   

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2006年11月30日

きみの友だち

きみの友だち重松清/著
出版社名 新潮社
出版年月 2005年10月

だれもが子供の時に経験したことのある小さな痛み。
君ときみの友だちの物語、どの友だちも、まわりに「こんな子いた」と思わせる。
みんなと友だちでいるために懸命に笑いをとろうと努力する子、だったり、
できる子にくっついてる子だったり、後輩にポジションをとられた先輩だったり、
みんな懸命に自分の居場所を作ろうとして、省かれ・・
そんなときに、そっけない態度と、心にしみる言葉で救ってくれたのが、恵美ちゃん。

実は過去に、交通事故で障害を負い、どん底の人間関係、
かけがえのない友人(病気がちで、やっぱり一人ぼっちのゆかちゃん)を得て、
何かを手に入れた、恵美ちゃん。
ゆかちゃんのもこもこ雲は見つかったかな?曇り

大人になった恵美ちゃんの結婚式に、
昔撮った写真を通して、語られる10の物語。プレゼント
静かに私にもしみてきました。
男性が書いたと思えない観察眼に脱帽です。  

Posted by まゆクー at 23:52Comments(0)TrackBack(0)